![]() 強化材料
专利摘要:
強化繊維材料とその製造方法と使用を提供する。本強化繊維材料は金属メッシュ層と絡合した1つ以上の不織布層を含む。 公开号:JP2011514270A 申请号:JP2010547250 申请日:2009-02-20 公开日:2011-05-06 发明作者:ラッセル、スティーブン、ジョン 申请人:ローラストップ リミテッドRollastop Limited; IPC主号:B32B3-24
专利说明:
[0001] 本発明は、新しい形態の強化繊維材料とその作製方法及び使用とに関する。 特に、本発明は、耐侵入性ローラーブラインドとしての新しい強化材料の使用に関する。用語「耐侵入性」は耐切り裂き性と、省略可能な耐熱性又は難燃性とを含むよう意図されている。] 背景技術 [0002] 現在、たばこ販売、アルコール又は他の小売商品、銀行サービス・デスク等、使用目的に拘わらず、キャビネット、棚、又は売店等のどんなエリアも立入りを拒絶する制限、防止、又は防護バリアを必要とする場合、シャッター型スクリーンが使用される。通常、これは水平に装着され相互に接続された複数の金属ラスまたはスラット(細長い板)からなるスクリーン状バリアである。このようなラススクリーンは両側の2つの垂直なガイド間に延在する。このラススクリーンは、使用しない時、該ガイド内をスライドし、箱ユニット内のばねローラーの周りに巻き上がり、引き下ろされて完全なバリアを形成し、底部で適切な位置にロックされる。これらのタイプのシャッターバリアはあらゆる形状及びサイズが入手可能であるが、必要なセキュリティーのレベルに依って様々なグレードのプラスチック、アルミニウム、又は他の材料で主にできている。] [0003] これらのタイプのバリアの問題は、かさばる、重い、厚い、嵌めるのが困難、製造コストが高いということである。また、これらのバリアは、移動中に容易に損傷する多くの部品を含み、該複数のラスは整列がずれる場合がある。また、これらのラスバリアは、閉店時、セキュリティーを必要とする、例えばカフェテリア等のエリア内で使用された場合、スタッフ又は従業員の信頼の欠如を表すと考えられうるので、非常にネガティブな印象を与える。また、ラスバリアはその硬さのために、囲われた空間内から延びる複雑な形状に適合するのが困難である。] [0004] 従って、このようなエリアのための柔軟で、よりフレンドリーな方法が求められている。] [0005] 更に、材料、例えばアルミニウム等の金属の価格はかなり上昇しており、従って、構造的完全性及び/又はセキュリティーを損なうことなく、又はより高いレベルのセキュリティーを提供する可能性を提供しつつ、安価で及び/又は新しいデザインを提供する代替材料を求める顧客の要求がある。] [0006] 特許文献1は細長い鋼要素を含む生地を開示する。この生地は防護織物に耐切性と補強を提供するために使用される。細長い鋼要素は互いに接触してナイフの切る作用に対する耐性を改善する。] [0007] 特許文献2は、抗破壊行為層を開示する。この抗破壊行為層は、特に、車両シート、車両屋根、車両防水シート、テント、膨張可能構造体、壁仕上げ層、及び切り込み可能な外層を有し破壊行為を受け易い類似の物に適用され、少なくとも部分的に耐切性の繊維、例えば芳香性ポリアミド繊維、ゲルを紡いだポリエチレン繊維、又はガラス繊維を有するニット織物を含む。1つ以上の細線システムにおいて、ニット織物は該ニット織物の表面から突出した細線システムに存在するワイヤを含むので、引き続く抗破壊行為層の、例えば織物扁平構造体への接着において、接着がこの細線システム上で起こり易い。] [0008] 特許文献3は防護層、特に、抗破壊行為防護層を開示する。自動車シート、自動車屋根、コンバーチブルの幌、自動車防水シート、テント、支持空気部品、壁裏地、飛散防止壁、防弾ベストのための防護層は、カバー層と、芳香性ポリアミド繊維、ゲル紡ぎにより紡がれたポリエチレン繊維、又はガラス繊維等の耐切性繊維の耐切性材料層と、該耐切性材料層の平面から該カバー層の方へ突出した糸に含まれた直径0.1〜2mmのシーズ線と、該耐切性材料層の片側に縫い付けられ、次に該カバー層に接着で取り付けられた不織布層とからなる。] [0009] 特許文献4は複数の交差ポケットを備え該ポケットを曲がりくねって通る耐切性ワイヤロープ又はケーブルを含む積層シート材料からなる弾力性のあるバリアを開示する。しかし、このようなバリアは、特に積層に接着剤を使用するので硬く弾力性が少ないという欠点を有している。また、通気性が低く密度が高く層間剥離を起こす可能性がある。使用中、巻かれるか又は曲げられる強化材料を扱う時、層間剥離は特に問題である。] 先行技術 [0010] 米国特許出願公開第2003/176129号明細書 米国特許第5545470号明細書 米国特許第5770530号明細書 英国特許出願公開第2385823号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0011] 従来の生地の上記問題を解消又は緩和する耐侵入性強化バリア材料が必要とされている。] 課題を解決するための手段 [0012] 従って、本発明の第1の態様によれば、1つ以上の金属メッシュ層と絡合した1つ以上の不織布層からなる強化繊維材料を提供する。] [0013] 従って、該1つ以上の金属メッシュ層は、ほぼ同じ間隔でほぼ均一な開口を連結金属リンク間に有した状態で編まれた又は織られた連結金属リンク又はワイヤの配列からなる。メッシュ層の両側に不織布層が設けられた場合、該不織布層の一方又は両方からの繊維が該メッシュの開口間で絡まり、該不織布層間に物理的相互接続を生成する。] [0014] 使用時、本材料は巻かれて入れられた容器から引き出され、伸ばされた位置にある固定平面に固定される。従って、引き出された材料は全ての辺で封止を形成するのに適合し、保護されたエリアへの立入りを拒絶できる防護バリアを提供する。好ましくは、引き出された時、本材料はエリアにしっかりと固定されるのに適合する。また、1つ以上のロック部材を含んでもよい。本発明の材料の更なる利点は、繊維の向きに関してほぼ等方性であるので、本発明の材料は印加された一軸応力の方向に応じて異なる伸張挙動をすることがなく、従って、様々な生地配向のローラーブラインド型構成に一体化できることである。] [0015] 本発明の材料は耐切性、又は耐切り裂き性、又は耐破壊行為性である。このような材料は高い引き裂き強度と高い引き裂き耐性とを有し、ナイフ等の鋭利な物を突き刺した場合、引き裂きの伝搬を阻止しようとする。当業者は耐切性又は耐突き刺し性材料は、必ずしも耐切り裂き性でないことを理解するであろう。用語「切り裂く」は大きなストロークで切ることを意味する。耐切り裂き性材料は、英国警察向けホームオフィス科学開発部門切り裂き耐性規格(2006)48‐05(The Home Office Scientific Development Branch (HOSDB) Slash Resistance Standard for UK Police (2006) 48-05)に従って、測定できる。この規格は切り裂きミサイル、例えばナイフ又は他の刃又は鋭利な物が重力により落下し、垂直から2度傾斜して装着されたフォース台上の所定の点にある切り裂きパネルに接触するのを可能にする組立体の使用を含む試験方法を使用する。英国警察向けホームオフィス科学開発部門切り裂き耐性規格(2006)48‐05は一般の人に入手可能であり、従って、一般常識であると考えてもよい。] [0016] 本発明の強化材料の不織布層は、連続フィラメント、短繊維、又はこれらの混合物から作製された相対的に薄く、絡合した、例えば水流絡合した(hydroentangled)不織布からなるのが好ましい。本強化材料において、生地は、好ましくは、各層の繊維の機械的絡合により一体化され、接着剤を使うことなく層と層が機械的に相互接続された多層生地である。この生地は、例えば不織布からなる第1層及び第2層と、第1と第2不織布層の間のメッシュ層とからなる。このような材料では、第1及び第2不織布層は同じ組成又は構成であっても、又は異なっていてもよいが、同じであるのが好ましい。また、該不織布層の一方又は両方は該メッシュ層と絡合してよい。好適な実施形態では、該不織布層の両方がメッシュ層と絡合する。また、該メッシュの該両側の層は、該メッシュの金属リンク又はワイヤ等の固形領域間の開口内において絡合、例えば水流絡合で相互接続されてもよい。絡合方法は、特に、不織布の性質、厚み、その繊維組成等に依り異なってもよい。しかし、絡合方法は、層が相互接続された、例えばランダム又は非連続に相互接続された材料を作製する方法であってよい。従って、強化材料が上述のように、第1及び第2不織布層とメッシュ層とからなる場合、該不織布層はメッシュ層と相互接続又は絡合され、更に互いに相互接続又は絡合されてよい。このような絡合は各不織布層の概ね表面であってもよいし、絡合方法、生地の厚み、繊維組成及び寸法等に依り、生地層内深くにおいて相互接続又は絡合されてもよい。] [0017] 切り裂き等の機械的脅威に対する材料の許容防護レベルを達成するために、該材料の各生地層は、理想的には生地重量が20〜1000gm-2である絡合した不織布である。しかし、本発明の強化材料の1つの利点は、従来のプロセスに比べて軽量又は薄い材料が製造できることである。例えば、生地を積層するために使用する方法において、個々の生地層は、一連の処理により予め組み立てられ、巻かれ、広げられ、多層積層体に形成されるので、初めは自身を支えなければならない。しかし、本発明の絡合方法では、各層、例えば生地層は軽量で、実質的に結合されていない時に組み立てられるので、20〜150gm-2、好ましくは20〜100gm-2、より好ましくは20〜60gm-2の重量を有してよい。従って、各層の強化と各層のメッシュ層を含む他の層との絡合は、1つのステップで同時に行うことが出来る。] [0018] 本発明の不織布は任意の既知の不織布から成ってもよい。しかし、望ましくは、本不織布はナイフ又は刃又は他の鋭利な物に対する更なる耐性を提供する高弾性で高耐温度性繊維材料からなる。従って、例えば不織布は絡合p‐フェニレンテレフタルアミド(PPTA又はパラアラミド)繊維、例えばKevlar(登録商標)及びTwaron(登録商標)でできていてもよい。或いは、生地は他の繊維、例えばNomex(登録商標)等のポリメタフェニレン・イソフタルアミド(MPIA又はメタアラミド)繊維と混合されたPPTA繊維でできていてもよい。これらの組成のリサイクル又は回収された繊維も抽出後のその物理的特性に依っては適切である。耐熱性が必要でない場合、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)繊維、高弾性ポリエチレン(HMPE)繊維、又はMPIA及び/又はPPTAとの混合物を含む高性能ポリエチレン(HPPE)繊維を選択してもよい。短繊維を絡合の前に、カーディング、カーディング及び重ね、エアレイ(air-laying)、又はこれらの組合せにより繊維ウェブにして、強化繊維材料を形成してもよい。或いは、連続フィラメントをスパンレイド(spunlaid)成形(即ち、ウェブ直接押し出し加工)により不織ウェブにし、絡合を行って強化繊維材料を形成してもよい。また、生地の各層は、同じ又は異なる予め形成されたウェブ又は予め結合された不織布を積層して複合構造体を作ることで作製されてもよい。次に各層は本発明の材料に絡合により機械的に結合される。] [0019] 別の実施形態では、例えばPPTA繊維を含む1つ以上の不織布の層を、この層より低い密度の不織布の層と結合してもよい。] [0020] 様々な成分が本発明の不織布層に使用されてもよい。その例は、パルプ繊維、綿、ジュート、ウール、リサイクル繊維、毛繊維等の自然繊維、人工繊維又はフィラメント、例えばポリエステル、ビスコースレーヨン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンなど、パルプ繊維又はパルプ繊維と短繊維との混合物、Kevlar(登録商標)又はTwaron(登録商標)等のアラミド繊維、及びこれらの任意の混合物である。しかし、本発明の好適な実施形態では、該成分はPPTA繊維、MPIA繊維、UHMWPE繊維、又はこれらの混合物のうち1つ以上を含む。切り裂きに対して防護でき、耐熱性及び/又は難燃性である耐侵入性材料を作製するために、本材料は、MPIA及びPPTAアラミド繊維を含み、接着用化学物質を使うことなく織られた、編まれた、又は積まれたフィラメント構造体の金属メッシュの片側又は両側に絡合された1つ以上の絡合不織布層からなる。絡合にメッシュの両側にそれぞれ絡合された2つの層がかかわる場合、該2つの層はメッシュ層の開口間における絡合により相互接続されてよい。好ましくは、絡合されたアラミド生地はPPTA繊維、例えばKevlar(登録商標)又はTwaron(登録商標)、又はPPTA繊維とMPIA繊維との混合物、例えばNomex(登録商標)の1つ以上の層からなる。] [0021] 本発明の材料内の不織布に使用される短繊維の長さは変わってもよく、不織布に従来使用されている長さ、例えば3〜100mmであってもよい。この長さはウェブ形成プロセスの選択によって主に決まる。] [0022] 上記で説明したように、本耐侵入性材料において、不織布は織られた、編まれた、又は積まれたフィラメント構造体の弾力性金属メッシュの1つ以上の層の片側又は両側に絡合されてよい。本発明によれば様々な金属メッシュが使用されてよいが、好適な金属メッシュは1つ以上の合金、又は焼なましされた高張力鋼又はステンレス鋼でできている。好ましくは、金属ワイヤは焼なましされ硬化され、メッシュを構成する1本の細線当り1〜4ワイヤフィラメントからなる。編まれた金属メッシュは、引っ張られた時、変形し集まるので特に好ましい。金属メッシュの1本の細線の直径は変わりうるが、0.1〜1.0mm、好ましくは、0.2〜0.8mm、より好ましくは、0.28〜0.5mmである。1つ以上のメッシュが本発明の耐侵入性材料に含まれてよい。] [0023] 本発明の別の態様では、本強化材料の露出外側層のうち1つ以上が保護膜層に取り付けられてもよい。この保護膜層は更に着色、又はロゴ、周囲媒体を含む広告メッセージを含む文、又は画像を印刷されてもよい。該保護膜層は、存在すれば、例えば紫外線及び太陽光にさらされる(アラミド繊維組成物の場合、特に必要)、洗浄液及び洗剤で洗浄、埃の堆積、摩滅、こする、及び誤ってこぼすによって引き起こされる使用時の摩耗及び劣化から本防護材料を保護する。更に、保護膜層は難燃性及び/又はある程度の追加の機械的保護を提供してもよい。更に、保護膜層は水蒸気透過を媒介する親水性膜又は被膜を含んでもよい。] [0024] 本発明の特に好適な実施形態は、初めは挟まれた構造を有する。従って、例えば防護ウェブ又は不織布、例えばKevlar(登録商標)等の絡合PPTA繊維生地と、ワイヤメッシュと、第2防護ウェブ又は不織布、例えばKevlar(登録商標)等の絡合PPTA繊維生地とが絡合され、初めの挟まれた時の各層の表面が完全に相互接続された構造体を作り、第1及び第2生地層の繊維が埋め込まれた金属ワイヤメッシュの周りに絡合した構造体が作られてもよい。該層は水流絡合されるのが好ましい。水流絡合は、特に繊維が他の繊維の周りに絡合して機械的に結合され、ワイヤメッシュを通って及び/又は周りに絡合して相互接続される点で有利である。第2繊維層が金属メッシュの反対側に存在する場合、繊維はメッシュ開口を通る絡合により接続される。水流絡合は、保護膜層を積層するのを助ける繊維外表面を作る。従って、本発明の耐侵入性強化材料が複数の層、例えば3層(生地、メッシュ、生地)からなる場合、上述したように該材料は概ね個別の層を含まず、該3層は少なくとも界面で拡散され絡合した層となることは、重要な違いである。] [0025] また、生地層及び/又はメッシュ層が縁だけで又は互いに離れた領域で不連続に絡合されている場合、切り裂き試験における耐突き刺し性は更に向上する。従って、このような構成は、例えば層間のある程度のずれの発生を可能にする。刃が本材料を突き刺した時、層間の繊維のずれ及び/又は刃の周りに繊維が集まることによる刃のトラップは、引き裂きの伝搬を防ぐのに有益でありうる。] [0026] 別の実施形態では、2つの難燃性開口高分子膜が金属メッシュの両側に絡合される。このような材料では、金属メッシュと複合材構造体全体が、ブラインドの小さな直径のローラーの周りにしっかりと巻かれるのに十分弾力性があり薄くなければならない。また、この材料はローラーブラインドガイドに嵌合しスライドすることが出来なければならない。] [0027] 本発明の材料は、特に、より湿気を通し、より少ない硬さで、より弾力性があり、従来のバリアと同じほど容易に剥離することがない点で有利である。従来の積層は絡合により不要になったので、接着剤は不要であり、高温での強化材料の剥離の危険性は減少する。] [0028] 本絡合又は相互接続は機械的に不織布層を金属メッシュに絡合することを含む。] [0029] 本発明の別の態様によれば、上述した強化材料を製造する方法であって、1つ以上の不織布層を1つ以上の金属メッシュ層に絡合することを含む製造方法が提供される。] [0030] 本絡合プロセスはそれ自体既知の任意の絡合プロセスから成ってよい。従って、本絡合又は相互接続は、不織布層をメッシュ層と蒸気又は熱流体噴射絡合させることであってもよい。しかし、好適な絡合方法は機械的絡合である。この機械的絡合は、例えば針穿孔であってもよい。最も好適な絡合方法は水流絡合である。本発明の方法が2つ以上の不織布層を絡合することからなる場合、上述した絡合方法の組合せからなることは本発明の範囲内である。] [0031] 水流絡合は、理想的には多数の噴射器又は多岐管を順に使用して例えば40〜400バール(4MPa〜40MPa)の水噴射圧で実行される。80〜140ミクロンのノズル直径が好適である。] [0032] 本発明の強化材料は様々な用途を有するが、従来のバリアと比べて特にその向上した弾力性により、耐侵入性、即ち、耐切り裂き性のローラーブラインド組立体を製造するのに特に有用である。従って、本発明の別の態様によれば、上述した強化材料からなる耐侵入性ローラーブラインドが提供される。] [0033] 本発明の更に別の態様によれば、耐侵入性材料からなるローラーブラインドを備えるローラーブラインド組立体をレールに嵌めて取り付けることを含む容器取り付け方法が提供される。] [0034] 本発明の更に別の態様によれば、耐侵入性材料からなるローラーブラインドと、容器と、該ローラーブラインドに取り付けられるのに適合したレールとを含む耐侵入性ブラインド組立体キットが提供される。 本発明を実施例を用い添付の図面を参照しながら下記に説明する。] 図面の簡単な説明 [0035] HOSDBによる設計のガイドされた落下組立体の図である。 水流絡合で作製され絡合一体化された強化材料の例の断面を示す。] [0036] 図2a及び図2bから、上部層と下部層との繊維の絡合及び相互接続は、編まれたメッシュの金属細線間において明らかである。層間の個別の積層界面は存在しない。] 図2a 図2b [0037] 2つのカード(card)され重ねられたウェブが100%PPTA繊維から作製され、硬化され焼なましされた直径0.28mmの双撚線フィラメントからなる編まれた金属メッシュの両側に供給された。繊維層内の空気を抜くために予めぬらした後、3層構造体が5つの噴射器を使用して最大圧が220バール(2.2MPa)の水噴射圧プロファイルで水流絡合された。生地を通気乾燥機で乾燥した。] [0038] 生地の剛性は、ASTMD5732-95, ASTM D1197-97, WSP and ITS 90.1 (EDANA-INDA) andBSEN ISO 9073-7:1998, BS 3356:1990に記載された方法を使用して決定することが出来る。] [0039] 耐侵入性生地を英国警察向けHOSDB切り裂き耐性規格(2006)公開第48/05(本明細書に援用する)に従って試験した。 試験は、外部の独立施設において図1に示すHOSDBによる設計のガイドされた落下組立体を使用して行われた。この組立体は切り裂きミサイルが重力により落下し、垂直から2度傾斜して装着されたフォース台上の所定の点にある切り裂きパネルに接触するのを可能にする。HOSDB承認試験施設における検定試験のために使用される試験装置の設定及び較正の詳細は、英国警察向けHOSDB切り裂き耐性規格(2006)公開第48/05の付録Aに記載されている。本発明に従って異なるプロセス条件を使用して作製された生地を使用して得られた試験データの例を表1に示す。編まれたワイヤメッシュを使用せずに作製された生地を使用して得られた参照データを表2に示す。] 図1 [0040] 英国警察向けHOSDB切り裂き耐性規格(2006)公開第48/05に従って試験した耐侵入性生地データ] [0041] *登録商標] [0042] 英国警察向けHOSDB切り裂き耐性規格(2006)公開第48/05に従って試験した参照防護生地(金属メッシュを含まない)データ] [0043] *登録商標] 実施例 [0044] 2つのカードされ重ねられたウェブが100%PPTA繊維(パラアラミド)から作製され、硬化され焼なましされた直径0.28mmの双撚線フィラメントからなる編まれた金属メッシュの両側に供給された。第1繊維層は面積密度50g/m2、第2繊維層は面積密度150g/m2であった。編まれた金属メッシュ層は1800g/m2で焼なましされ硬化された双撚線フィラメントからなる。繊維層内の空気を抜くために予めぬらした後、3層構造体が5つの噴射器を使用して最大圧が220バール(2.2MPa)の水噴射圧プロファイルで水流絡合された。生地を通気乾燥機で乾燥した。得られた生地の耐切性を独立施設においてEN388:2003 (6.2刃耐切性)及びEN ISO 13997:1999に従って試験した。使用した刃のタイプはGRU-GRU 88-0121であり、鋭利度は補正係数で0.839と0.822であった。試料はEN388:2003に関してレベル5の結果を達成し、EN ISO 13997:1999に関して20mmの切り口の場合、86.7Nのカッティング負荷が必要であることが分かった。これはEN388:2003のレベル5耐切性と等価である。]
权利要求:
請求項1 1つ以上の金属メッシュ層と絡合した1つ以上の不織布層を含む強化繊維材料。 請求項2 前記強化繊維材料は耐切り裂き性である請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項3 前記強化繊維材料は、1つ以上の連続フィラメントまたは短繊維から作られた相対的に薄い不織布を含む請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項4 前記強化繊維材料は、不織布からなる第1層及び第2層と、該第1と第2不織布層の間に絡合した金属メッシュ層とを含む多層材料である請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項5 前記第1と第2不織布層は同じである請求項4に記載の強化繊維材料。 請求項6 前記不織布層の両方が前記金属メッシュ層と絡合している請求項4に記載の強化繊維材料。 請求項7 前記強化繊維材料は、不織布の第1層及び第2層と、金属メッシュ層とを含み、該不織布層は両方とも該金属メッシュ層と絡合し、更に互いに相互接続又は絡合している請求項4に記載の強化繊維材料。 請求項8 不織布の第1層及び第2層をなす材料は、前記金属メッシュの開口において互いに絡合している請求項7に記載の強化繊維材料。 請求項9 前記各不織布層は、20〜1000gm-2の生地重量を有する請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項10 前記各不織布層は、20〜150gm-2の生地重量を有する請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項11 前記1つ以上の不織布層は、アラミド繊維からなる請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項12 前記1つ以上の不織布層は、パラアラミド繊維からなる請求項11に記載の強化繊維材料。 請求項13 前記1つ以上の不織布層は、第1の不織布層に該第1の不織布層より低い密度の繊維を含む不織布層が結合されて成る請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項14 前記不織布に使用される繊維の長さは、3〜100mmである請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項15 前記金属メッシュは、織られた、編まれた、又は積まれたフィラメント構造体の金属メッシュである請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項16 前記金属メッシュは、編まれた金属メッシュである請求項15に記載の強化繊維材料。 請求項17 前記金属メッシュは、焼なましされた高張力鋼からなる請求項15に記載の強化繊維材料。 請求項18 前記強化繊維材料は、挟まれた構造体からなる請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項19 前記挟まれた構造体は、互いに絡合し、かつ金属メッシュの両側に絡合した2つの耐熱性高分子繊維からなる請求項18に記載の強化繊維材料。 請求項20 前記挟まれた構造体は、絡合アラミド生地層、ワイヤメッシュ、及び第2の絡合アラミドからなる請求項19に記載の強化繊維材料。 請求項21 前記絡合は、前記金属メッシュへの前記1つ以上の不織布層の熱流体噴射絡合を含む請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項22 前記絡合は、前記金属メッシュへの前記1つ以上の不織布層の機械的絡合を含む請求項1に記載の強化繊維材料。 請求項23 前記機械的絡合は水流絡合を含む請求項22に記載の強化繊維材料。 請求項24 金属メッシュ層と絡合した1つ以上の不織布層を含む強化繊維材料の製造方法であって、1つ以上の不織布層を1つ以上の金属メッシュ層と絡合させることを含む方法。 請求項25 前記1つ以上の不織布層を前記金属メッシュ層と熱流体噴射絡合させることを含む請求項24に記載の方法。 請求項26 前記1つ以上の不織布層を前記金属メッシュ層と機械的に絡合させることを含む請求項24に記載の方法。 請求項27 前記機械的絡合は針穿孔を含む請求項26に記載の方法。 請求項28 前記機械的絡合は水流絡合を含む請求項26に記載の方法。 請求項29 金属メッシュ層と絡合した1つ以上の不織布層を含む強化材料からなる耐侵入性ローラーブラインド。 請求項30 耐切り裂き性であり及び/又は耐熱又は耐炎性である請求項29に記載の耐侵入性ローラーブラインド。 請求項31 請求項1に記載の強化材料からなるローラーブラインドを備えるブラインド組立体をレールに嵌めて取り付けることを含む容器取り付け方法。 請求項32 請求項29に記載の耐侵入性ローラーブラインドと、容器と、該ローラーブラインドに取り付けられるのに適合した1つ以上のレールとを含む耐侵入性ブラインド組立体キット。 請求項33 実施例を参照して上記で実質説明した強化繊維材料、方法、耐侵入性ローラーブラインド、又は防護ブラインド組立体。
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